ずいぶんと前から農業には興味がありましたが、『やってみよ』とはなかなか思うことがなく。世間では農業被害や後継者不足によって日本の農業は衰退していくかも、みたいな情報が入ってきたりしてました。
最近になって弟の悠人と『どっかで畑借りられたら何か作ってみたいな。』なんて話をするようになってました。
そして先日、インターネットでレンタル農園とやらの情報を見ながら、どうせやったら自分の足で探しに行ったら、もしかしたら良いところ見つかるかもよ。という話になって、ランチ営業が終わり次第、ふたりで車に乗り込んで、心当たりのあった集落に視察(ただ突撃訪問しただけ)しに行きました。
黒天KURO-TENから5分程度で、その集落に到着。少し道幅の余裕がある場所に車を停車し、ふたりで歩きながら辺りを見渡していました。すると、一人の男性が畑仕事をしてたので、『突然すみません。この辺りで畑を借りられるところをご存知ないでしょうか?』こんな具合にその男性に声をかけました。
後からわかったのですが、この男性はこの集落のほぼ中心にあるお寺の住職さんでした。
その住職さんは、わざわざ作業の手を止めて、『この丘の上に畑やってる人が居てて、かなり広いから少し場所を分けてもらえるんちゃうかな?』と教えて頂きました。
『たぶん今おるんちゃうかな。ついておいで。』とその方のところまで案内して頂きました。
その方は現役引退後の余生を楽しもうと、初心者ながらに農業を始められたようで、どれくらいの広さなのか今もわかって居ませんが、山の一角を全て借りて、草刈りから初めて色んな作物の栽培をチャレンジされていました。
しかもYouTubeにその様子を公開されてました。
さっそく僕たちは一緒にやらせてくださいとお願いし、快く了解してくださいました。
ここ好きに使ったらいいよ、と案内して下さった所はまさしく何年も放置された田んぼだったと思われる場所。そばに小川も流れる素敵なところ。最高のロケーションでしかも開墾からのスタート。こんな良い出逢いある?
悠人とランチ終わりにふらっと探しに出てみれば、素敵な人たちとの出逢いがありました。
勉強しながら少しずつですが、農業を始めたいと思います。もちろん農薬や化学肥料を使わない自然農で。