40歳からのフィンガースタイルギターと題してブログを始めました。
といってももう41歳になってしまいましたがf^_^;
私は中学一年の時に知り合いからグレコのレスポールカスタムを譲ってもらい、それが初めての自分のギターでした。それまで、父親がクラシックギターでフォークソングを奏でていたので、それを真似てクラシックギターを触ることがありましたが、本格的にギターを触ることになったのは中学一年の時からです。
その頃は、当時売れ出していたB’zやX、そしてBOOWYなどの影響でバンド演奏に憧れて、その中でもギター演奏に憧れて、もっぱらディストーションを効かせたギターでリフを演奏するのにハマっていました。何故かソロパートよりリフに魅力を感じるギター少年だったように思います。
そして次第に洋楽へ興味が移り、ボン・ジョヴィ、エアロスミス、ガンズ・アンド・ローゼスなどハードロック系のギタリストへ傾倒していきました。
大学に入ってからはレッド・ホット・チリ・ペッパーズやレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンなど、当時ミクスチャーロックと呼ばれていたバンドに影響を受けて、オリジナル楽曲制作をしながらバンド活動に明け暮れていました。
そんなバンド生活も、サラリーマン生活が始まり、そして結婚を期にバンド活動も休止し、いつの間にかギターから遠ざかる生活へと変化していきました。
そしてかれこれ10年以上、本格的なギター演奏から離れていましたが、数年前に娘のダンス発表会の開演前のBGMで、凄く素敵なアコースティックギターの曲が流れてきたのをなんとなく聴いていて、「これ一人で演奏してるのかなぁ。」なんて考えながらiPhone のアプリで誰の曲か調べてみると、押尾コータローさんの曲でした。(今思うと10th anniversaryのベストアルバムだったような気がします)それからYouTubeで押尾さんの演奏を見た時に、その演奏方法に衝撃を受けました。アコースティックギター一本でバンド演奏さながらにリズム、ベース、ハーモニー、メロディの全てを表現してしまうスタイルを、その時初めて目の当たりにしました。
押尾さんの存在は知っていたものの、なんだか爪で上手にアコギを弾く人という認識で、ちゃんと押尾さんの音楽を聴くことは、不幸にもありませんでした。
そこからアコースティックギターをメインに、しかもインストでソロで活動しているギタリストを、ネットで検索してはYouTubeで見るということを繰り返していました。
そして出逢った素晴らしいギタリストが、皆さまご存知トミー・エマニュエルでした。
もちろん、マイケル・ヘッジス、ピエール・ベンスーザン、をはじめとするフィンガースタイルの巨匠や天才的なペッテリ・サリオラ、アンディ・マッキーなど、多くのアコースティックギタリストとの出会いがありました。
そんな多くのアコースティックギタリストを見て、もう一度ギターの演奏をちゃんと勉強してみたい、もっと上手くなってみたいと思うようになり、そしてちょうど40歳を目前にしたタイミングで、アコースティックギターを真剣に練習し始めることにしました。
こんなことから、再び始めたギターの練習を通じたブログをやってみようと思います。
題して『40歳からのフィンガースタイルギター』