王寺のまちに音楽を

昨夜も黒天KURO-TENは『生演奏が聴ける音楽酒場』の夜でした。今年最後の素敵な歌声を聴かせてくれたダイちゃん、1年間ありがとう(o^^o)

音合わせ中のダイちゃん

早くも彼と出逢って1年が経ちました。彼とは『今度一緒に飲もう!』と言いながらまだ実現したことはないので、顔を合わして話をするのは演奏する日に黒天KURO-TENに来た時の、リハーサルや演奏前の少しの時間くらいです。でも、何故か彼とはもっと長く居てるような感覚がして、ひとつ歳下というのもあって可愛い弟のような感覚もあり、放っておけない存在になってしまいました。

彼はデンマーク育ちで、ミュージシャンとして立派に自立していたようです。しかし、そんな地位も捨てて5年前に日本にやって来て、一から日本で音楽の力で生きて行こうと決意して、路上ライブを始めました。

ところが、デンマークと日本では音楽業界の様子が異なるようで、デンマークでは飲食店などで演奏した場合、著作権協会からお給料が出るらしいのですが、日本にはそういうシステムは有りません。ですので、路上ライブや飲食店で演奏して、共感してもらった人から『投げ銭』を頂くことで生計を立てています。

話は変わりますが、私は良い音楽は人を集めると思います。私が実行委員として参加している「王寺まち歩きバル」でも音楽イベントを企画したり、王寺の飲食店オーナーグループで合同音楽イベントを企画したりして、食と音楽を合わせることで、さらに楽しい街づくりが出来たらいいなと思っています。

そんな私の思いと、ダイちゃんの音楽で生き抜く思いが意気投合して『生演奏が聴ける音楽酒場』は1年間続けることが出来ました。

まだまだ、このイベントで集客出来るわけではありませんが、小さなことでもコツコツ続けていれば、やがて大きなイベントに繋がることもあるかもしれません。たまに王寺の飲食店オーナー同士で会合を行なっているのですが、そこでも『いつか大和川の河原でイベントやろう!』なんて話もしています( ^ω^ )『王寺まち歩きバル』の音楽イベントもその一環です。

『王寺まち歩きバル』の話が出たところで、先週は王寺まち歩きバル説明会を行いました。

お忙しい中、多数の方にご参加頂きましてありがとうございます!実行委員一同さらに良いイベントになるよう毎月欠かさず雁首揃えて会議を行っています。

一昨日のバル会議

彼らも私と同じ思いで、会議に参加したり、お店で音楽イベントをしたりしています。ここに集まっている彼ら、そしてダイちゃんや、その他の王寺に関わってくれるミュージシャン達も、これからの王寺の財産だと思います。もちろん音楽だけではありません。このような意思の集まりを大切にしていきたいと常に思います。