おかえり弟(そのニ)

最近インスタグラム やTikTokで料理動画をアップしたり、SNSでライブしてお客様と交流したりと、新しい試みを色々とやっています。

大阪府のまん延防止等重点措置の適用を受けまして、焼肉ハントは休業しています。したがって、我が弟の悠人も時間が出来たので二人で面白いことをやろうという話になり、これから色々と悪巧みをしていきたいと思います(笑)

そんな弟について以前ブログを書きましたが、ここらへんで続きを書きたいなと思います。

黒天KURO-TENオープンから2ヶ月が過ぎようとするゴールデンウィークの繁忙期でした。彼はキッチンの裏口に突然現れました。心配でたまらなかった悠人が突然目の前に現れたのでとっさに『どんだけ心配したと思ってんねん!』と言いながら彼の首を絞めていました(笑)

『もう一度一からやり直したいです。』という彼の言葉を聞いて、「やっと帰ってきたか。」ととても安心した気持ちと嬉しい気持ちでした。

16歳で初めて黒兵衛のアルバイトとして入ってきた時から、やんちゃ小僧だけど仕事は一生懸命で要領も人一倍良く、持ち前の人懐っこさで色んな人から愛されるスタッフでした。それは帰って来てからも変わらず、すぐに黒天KURO-TENの即戦力として頑張ってくれました。多くのお客様の記憶にも残っていると思います。特に野外イベントは自らリーダーとなり、黒天KURO-TENの看板を背負って各地で暴れ回ってくれました(笑)

そんな悠人も結婚して子供も出来てパパとなり、あのやんちゃ小僧が立派になってくれたなぁと思っていた数年経った頃に、『僕はタイヘ行こうと思います。』と告白されました。

彼の結婚相手の母はタイ人ということもあり、タイに拠点を移して飲食店をやってみたいというのです。突然とんでもない挑戦を決意したようですが、彼の人生なので止めるわけには行きません。私は『そうか、わかった。』と言うことしか出来ませんでした。

その告白から数ヶ月後、全社をあげて彼の送別会(悠人の送別会はこれが二度目)を盛大に行って、彼はタイヘと旅立って行きました。

続きはその三で(笑)